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在住外国人との子ども向け料理イベントプロデュースなど(とよなかま) 

活動内容


豊中市にも多くの外国人が住んでいますが、直接交流する機会は、意外に少ないのではないでしょうか?

「とよなかま」が企画する「カラフルキッチン」は、子どもたちに、料理を通して国際交流の機会を提供しています。小学生対象の「カラフルキッチン」は、地域に住む外国人と一緒に母国の料理を作って、味わいながら異文化を肌で感じるイベントです。プログラムを英語で行うことも多く、地域に暮らす外国人と子どもが直接交流できる場であるとともに、生の英語に触れられる貴重な機会にもなっています。

そして、言葉の壁や文化の違いから疎外感を感じることも多い講師にとっては、自国の文化や自分のルーツに興味を持たれることが、自信につながっているそうです。代表の嵯峨さんが「講師の外国人には企画から参加してもっています」と言うように、講師となる外国人との信頼関係を大切にしています。
また、「カラフルキッチン」以外には、多文化交流の場として英会話教室も開いています。






7月29日の「カラフルキッチン」に伺いました。この日はインドネシア人の留学生ナナさんと、ミーゴレンと言うインドネシアの麺料理に挑戦。夏休みということもあり、大盛況でした。子どもたちは、先生の英語の説明に興味津々で聴き入り、料理中もそれぞれができることを探して、野菜を切ったり皿を洗ったり。小さな子どもも、大きな黄色いメロンをくりぬくなど、一生懸命な姿が印象的でした。

ナナ先生も、「英語が分からない小さな子どもも熱心に私の話を聞いてくれ、クイズにも積極的に手を挙げて答えてくれて、とてもうれしかったです」と、終始笑顔で子どもたちに優しく声をかけていました。

 「言葉がわからなくても、一緒に料理をすることで気持ちは通じ合えるんだね」



「とよなかま」は、財団法人とよなか国際交流協会が、豊中市教育委員会と協働で平成18年度(2006年度)から実施してきた豊中市小学校英語(外国語)体験活動のコーディネーターたちが立ち上げたグループです。長く地域で暮らしていても、なかなか決まった人間関係以外と接点がもてずにいる外国人を、地域の小学校で自分の豊かな背景を伝える授業をしてもらうプログラムを開発してきました。

その中で、「もっと深く自分たちの文化を伝えたい」という外国人の声を聞き、小学校の授業では取り組めない外国料理の”体験型多文化理解のイベント”の企画を始めました。「子ども時代から、単なる知識ではなく、直接いろいろな背景を持つ外国人と触れ合うことで、異文化を排除するのではなくて理解する気持ちが育ち、多文化共生につながれば」と、毎回ミーティングを重ねて、充実したプログラムをつくっています。

また、6月に大人も参加できる特別版カラフルキッチン「中国カフェ」を開催するなど、「カラフルキッチン」をより多くの人に知ってもらうのが目標とのこと。さらに、「自信をもって実施している企画なので、他地域にも同じような活動が広がれば」という夢も。
外国人労働者の受け入れなど、今後より多くの外国人が日本で暮らすことが予想される今、そういった外国人と同じ市民として理解し合える真の多文化共生社会への一歩となってほしいですね。

 <取材日2014年7月29日>


1年に不定期約5回程度

連絡先
【連絡先】
090-3993-0992(嵯峨)
toyonakama@gmail.com
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